HACCPについて

HOME | HACCPについて

1.HACCPとは

HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)危害分析重要管理点といいます。食品を製造する際に、Hazard(危害):工程ごとの危害を、Analysis(分析):分析して、Critical(重要):重要な、Control(管理):管理する、Point(点):ポイントを決めて、連続的に管理して食品の安全衛生を確保する管理手法です。
 
 

 

2.HACCP義務化?

我が国の食をとりまく環境変化や国際化等に対応し、食品の安全を確保するため、厚生労働省が食品衛生法を改正しました。その項目の中で、
2.HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理の制度化
原則として、すべての食品等事業者に、一般衛生管理に加え、HACCPに沿った衛生管理の実施を求める。ただし、規模や業種等を考慮した一定の営業者については、取り扱う食品の特性等に応じた衛生管理とする。
とされていますが、HACCP認証の取得を義務化するものではありません。HACCPに沿った管理を義務化するもので、従業員50人以上の業者はHACCPのシステムを構築しなくてはなりません。
50人未満の場合は、HACCPの考え方を取り入れた管理を行わなくてはなりません。